なるほど 外貨建終身保険 メットライフ生命 「ドルSmart S」 

今日のなるほどは…

メットライフ生命 「ドルSmart S」

を解説していきます!!

たくさんある外貨建保険の中でも、高い人気を誇る「メットライフ生命」をご紹介します。

※読み終わるまでの目安は5分です。


  1. 評価★★★★☆
  2. おすすめポイント
  3. ざんねんポイント
  4. こんな人におすすめ
  5. まとめ

それではどうぞ♪( ´▽`)

1.評価★★★★☆

外貨建終身保険については詳しくこちらでまとめていますので、この記事ではメットライフ生命の商品に焦点を当てて紹介します。

現在、外貨建終身保険はかなりの商品数があり選ぶのがとっても大変…。

しかも、保険会社によっては文字通り「ドル箱」とも言えるほど稼ぎ頭にもなっています。

そんな、各社力を入れて販売している「外貨建終身保険」ですが、中でも長らく人気を得ているのが、この、メットライフ生命の「ドルスマート」になります。

「ただの死亡保険」

なんですが、終身保険は使い道がたくさんあることもあってか、掛け捨ての定期保険とは違いしっかりポイントをおさえて比較してほしいところです!

2.おすすめポイント

①積立利率が最低保証3% 最低保証2.5%

まず、積立利率とは、

「支払われた保険料のうち、諸々の費用を差し引いた分に対して積み立てられた部分に適用される利率」

のことを言います。

それとは別に「予定利率」というものがあります。

これは、「契約時に保険会社から約束される利率で、支払われる保険料から諸々の費用を差し引いた後に増やしてくれる利率」です。

話は逸れますが、よく言われる「お宝保険」というものはこの予定利率が5%とか6%という高い利率を約束している養老保険や終身保険のことで、ノーリスクでどんどん増えていくような今では契約できないような保険のことを言います。

およそ、20〜30年前くらいに販売されていた終身保険に多くあるので、その頃から契約している保険がある場合は、一度、見直しする前に信頼できる人に相談してみてくださいね。

「信頼できる人」というのが大事ですよ!同じ保険会社の人に相談したりすると、ロクに説明もされず、解約を勧められたりしますので注意してください!

話を戻します。

今回のこのメットライフ生命のドルスマートは「積立利率が変動するタイプ」の終身保険です。

変動するタイプの終身保険は「最低保証」と言って、運用の成果が悪くなってしまった場合にはどんどん悪くなっていくのではなく、「最低◯%以下にはならない」ように約束してくれます。

簡単にいうと、

「保険会社の運用がダメダメでも、最低保証分は増やすよ」

と言った感じです。

そして、こちらのメットライフ生命の最低保証は3% 最低保証2.5%

※追記 9月から最低の積立利率が引き下げられました。

他の会社は?というと、

マニュライフ生命:こだわり外貨終身 最低保証1.5%(積立利率)

大樹生命:ドリームクルーズワイド 最低保証1.0%(予定利率)

と言った具合です。

つまり、最低保証3% 最低保証2.5%はかなり大きな最低保証で、知る限り一番大きいのではないかと思います!

同じ外貨建終身保険に加入したとしても、保険会社が違うだけで、将来の運用の成果などが全く違ってくるので、しっかり比較して確認しておきたいところですね!

解約返戻金を確認しておきましょう!

条件:30歳 男性 60歳支払い終了 低解約返戻金特則付き 死亡保険金 50000ドル

保険料:68.40ドル/月

解約時の返戻率⤵︎

年齢年3%年3.5%年4.0%
60歳107.6%119.4%132.2%
70歳141.1%164.8%192.0%
80歳165.1%203.0%249.1%

※100%を超えると払った保険料より戻ってくるお金の方が増えたということです。

※追記 2020年9月をもって最低保証は2.5%となりました。

ぜひ、円建の終身保険や他社の外貨建終身保険と比較してみてくださいね。

太字の部分が最低保証です。

②保険料払込免除特約の範囲が広い

保険料の支払いが不要になる保険料払込免除の範囲が、

がん(悪性新生物のみ)

心疾患

脳血管疾患

の範囲になります。

終身保険で、心疾患、脳血管疾患を免除の対象にしている保険会社は数少ないので、魅力的かもしれません。

ただ、免除になるための要件は

がん:診断

心疾患、脳血管疾患:20日以上の入院or手術

となりますので、要件はそこまで優しくはないですね。

3.ざんねんポイント

①為替手数料が高い

外貨建保険には必ずついて回ってくる手数料に、

為替手数料というものがあります。

こちらのメットライフ生命の「ドルスマート」の手数料はなんと、

1ドル当たり0.5円

になります。

どういうことかというと、

先ほどの例で、68.40ドル/月の保険料を払う際に、

世間の為替の値段が1ドル100円だった場合、そこに0.5円を上乗せします。

つまり、6840円のところ、6874円の支払いになります。

もう一つ、

解約返戻金などを受け取る際には0.5円を差し引きます。

例えば50000ドルの返戻金が受け取れるとして、

1ドル100円だった場合、そこから0.5円を差し引きますので、

50000ドル×99.5円=4975000円

の受け取りとなります。

25000円引かれてしまいましたね。

毎月コツコツ引かれつつ、受け取る時も引かれてしまうのです。

外貨建の終身保険ではほとんどの会社が同じように手数料を徴収しますが、

0.5円も手数料を取るのはメットライフ生命くらいで、他社は0.01円などもありますので、確認しておきたいところです。

②クレカ払→JCBのみ ゆうちょ銀行→使えない

なぜこうなる?笑

メットライフ生命のこの保険以外はクレジットカードも関係なく使えるし、ゆうちょももちろん使えます。

でも、ドルスマートのみ制約があるんです。

保険は今後長い期間支払っていく固定費ですので、メインバンクがもしゆうちょ銀行だった場合、困ってしまいますよね。

4.こんな人におすすめ

外貨建終身保険を検討している人で、まだこちらの商品を知らなかった方は比較してみた方がいいです。

返戻金や、保険料の面でも他の外貨建終身保険より優位性があります。

また、老後資金の貯蓄にお困りの方は、こちらの終身保険を使って、資産形成に使ってもいいと思います。

学資保険として、支払い期間を10年と短く設定してあげれば、お子さまの進学のタイミングに合わせてまとまったお金を用意することもできますよ!

5.まとめ

外貨建終身保険はただですら、仕組みがわかりづらいのに、保険会社の選択肢もたくさんあるとなると、一人で選ぶのも嫌になっちゃいますよね?

しかも、解約返戻金を目当てに加入する方にとっては、保険会社によって将来受け取れるお金が全然変わってきてしまうんです。

「じゃあ、どこにしたらいいのー!?」

と迷ってしまった方にはメットライフ生命の「ドルスマート」はおすすめです。

正直、手数料の違いや、使える口座に限りがあったり不便はありますけど、将来もらえるお金の増え方を考えたら、そんなのどうでも良くなる感じです。笑

今後、他社の情報も充実させていきますので、チェックをお願いします!

皆さんからのご意見ご感想をお待ちしてます。

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