今日のなるほどは…
「保険って必要ですかー?」
という疑問を解決します!!
※読み終わるまでの目安は7分です。
- 保険はいる?いらない?
- 保険を「勧める」人ではなく、「紹介」してくれる人
- 最大の保険は「貯蓄」
- まとめ
それではどうぞ♪( ´▽`)
1.保険はいる?いらない?
初めて保険に入る人によくいらっしゃいます。
「保険って入った方がいいんですよね?」
い、いやぁ…。。😅って感じです。
でも、この悩みをお持ちの方、結構多いのでは?
社会人になったから、結婚したから、子どもできたから、いろんな理由で保険に加入されますが、
どうして、社会人になったら保険に入るんですか?
どうして、結婚したら、子どもできたら保険に入るんですか?
その、「動機」と「保険に入るという行動」が結びつかないと、結果的に後々やめちゃうんですよね。
しっかり、「どうして保険が必要か?」という点を考えることがとっても大切です。
では、「保険は必要かどうか」ですが、結論は「YES」だし、「NO」でもあります。笑
保険ってたくさんあるんですよね。
必ず入っておいた方がいい保険もあれば、正直いらない保険もあります。
人それぞれ、必要性は違ってくるというわけです。
例えば、
自動車などお持ちの方は、自動車保険は「YES」でしょうか。
任意保険と言われますが、必ず入っておきましょう。車を運転する人の最低限のマナーです。加入しないで運転しないでください。
でも、入っておいた方がいい保険はそれくらいでしょうかね。
病院で入院した時の治療費が心配だから、医療保険…ほとんど「NO」です。
医療保険はみなさん選ばれていきますが、ほとんど不要だと思っています。
※根拠は別で投稿します。
つまり、人それぞれ、必要性は違ってくるというわけです。
ですから、冒頭の
い、いやぁ…。。😅
というのは、呆れているとかではなくて、
「私に答えはないですよー!」ということです。
2.保険を「勧める」人ではなく、「紹介」してくれる人
「私に答えはない」というのが根拠も含めて、あるべきスタンスのはずですが…
保険を勧めてくれる人に同じ質問をしたら、
「保険は入っておいた方がいいですよ」と大抵の人は教えてくれます。
そこから、モヤモヤしたまま、商品を勧められ、とりあえず入っておこう…。
そういう流れになっていきます。
これではダメですよねえ。
話は少し逸れますが、保険は昔からあるサブスクリプションのようなものです。
「観たい海外ドラマがあるから動画サービスに月額で加入する」
「面白い、便利なアプリがあるから月額料金を支払って加入する」
「スマホがないと、生活が不便だから、月額料金を支払って加入する」
「〇〇だから、月額料金を支払って加入する」
という「動機」が保険だとすっかり抜け落ちちゃいます。
それもそのはず、保険はその「動機」が、薄くて、実感がない場合がほとんどです。
例えば、
病気で入院したら、万が一亡くなってしまったら、お家が燃えちゃったら、誰かを怪我させてしまったら…
面白くもないし、嬉しいものでもないし、普段考えないことだし、お金払って使ってる実感もない
そんな保険だから、しっかり考えなきゃならないんですね。
保険はどう考えていいかわからないと言うのは
保険が「使える」のは月額料金を払っていたあなたが「とっても困っている(=お金に困っている)」時に初めて使えるからです。
その「とっても困っている」状況を一緒に考えてくれる人に保険を相談してください。
一緒に考えてくれるというのは、家族構成や収入、貯蓄状況等を共有した上で、情報提供してくれる人ということです。
そして、一緒に考えてくれた上で、その解決策の一つとして保険を「紹介」してくれる人が素敵です。
保険しかない!というスタンスの人は論外です。
なぜなら…(3に続きます。)
3.最大の保険は「貯蓄」
いままでの内容を簡単にまとめますと
保険にはどうして加入しておくかというと、「起こる確率は高くないけど、もし起こってしまったとしても困らないようにするため」
という具合でしょうか。
では、少し不謹慎かも知れませんが、想像してみてください。
もし、あなたが亡くなってしまったらどうなりますか?
読んでいただいてるそれぞれの立場によって違うと思います。
*死亡保障の考え方は後日別記事で投稿します。
ただ、どの立場の方にも言えることは、
「お金がかかる」ということ。
人が亡くなってしまうとその時点で相応のお金がかかります。
葬式代や墓、交通費、食事代、税金、ローンの残債…
そして、亡くなった後の自分の面倒を見てくれるのは、自分以外の親族である可能性が高いということ。
そこで、上の費用を賄うために選択肢が2つあります。
一つは、保険。
万が一の死亡保障に月額の保険料を支払い、保険金として親族に遺し、補填してもらうという考え。
もう一つは、貯蓄です。
既にある貯蓄のうち、「○○○万円は自分が死んだとき用」として取っておく。ということです。
ここでとても大事なのは
「既にある貯蓄」ということです。
仮に、
Aさんは貯蓄が10億円あり、500万円は葬式代関係の費用として手をつけずに残しておくという、「保険には入らず貯蓄で備える」という選択をしました。
Bさんは妻と子どもがいる家庭で、これから子どもの進学なども控えていてお金がかかるころです。葬式代関係の費用として500万円をこれから貯金して備えようと思うとのことで「保険には入らず貯蓄で備える」という選択をしました。
AさんもBさんも貯蓄で備えることを選択したのですが、事情が違うのは分かりますよね?
Bさんの選択は、もし万が一があったとき、その時点で500万円貯まってなかったら、家族が困るということ。
仮に500万円貯まっていたとしても、そのお金を葬式代などに使ったあと、家族はお金に困らないか?
もう少し分かりやすくすると
Aさん、Bさんが、今日明日のうちに万が一があると、困るのはBさんだということ。
よく、「保険はいらない!ムダ!」と、FPという人たちが言ってますけど、鵜呑みにしないでくださいね。
あくまでも、保険はいらないという選択ができるのはAさんのような方ですよ。
今回は死亡保険を例に取りました。
すべての保険の考え方は
①もしもが起こったとき、誰がどのくらいお金に困るのか
②そしてかかりそうな費用は果たしてどれくらいになりそうか
③それを、いまある貯蓄で備えておくのか、保険で準備するのか
このフローで考えてみてください!
すると、死亡保障は必要そうでも、案外、医療保険は要らなそうですよ…?笑
*別で詳しく解説します
4.まとめ
ここまで読んでくださってありがとうございます。
ちょっとボリュームが多くなりすぎましたが、大切な考え方の一つですので知っておいて損はないと思います。
さて、
「保険って必要ですかー?」の質問
何気ない素朴な疑問のように見えて、核心をついた鋭い質問のようにも聞こえますが、私だったらこう答えます。
「貯蓄で賄える部分も相当あるけど、ほとんどの人は入っておいた方が、自分も大切な人も困らずに済むよ。」
保険選びは商品よりも、考え方なのかもしれないですねぇ。(^^;)
ご意見ご感想をお待ちしております。