なるほど 保険用語「告知」

今日のなるほどは…

保険用語の 「告知」

を解説していきます!!



※読み終わるまでの目安は5分です。


  1. 「告知」ってなに?
  2. なんで「告知」するの?
  3. 「それは書かなくていいですよー。」
  4. 準備した方がいいこと
  5. まとめ

それではどうぞ♪( ´▽`)

1.「告知」ってなに?

生命保険に加入したことのある人なら経験したことあると思います。

「告知」

どんな印象でしょうか?

「特に印象にないです」という方もいれば、「すごく面倒だった」という方もいると思います。

そう、この「告知」とは、

「これから加入する生命保険会社に自身の健康状態を申告して、保険に加入できるか審査してもらうもの」です。

本来保険というものは、「相互扶助」といい、

「みんなでお金を出し合って、困っている人がいるときは助け合いましょう」

というある種、チームのようなものが作り上げられます。

例えば、

「なるほけ生命」という保険会社があったとします。(ダサいですね笑)

とても魅力的な医療保険を開発して、爆発的にヒットしました。

加入時に告知を求めましたが、ほとんどの人は正直に答えてくれましたが、一部の人は告知をウソつきました。

過去に入院歴があったり、そもそも近いうちに入院する予定があったり、治療中の通院があったり、求められる告知をせずに隠していました。

すると、そういう告知にウソがある人は正直に告知をして問題のなかった人と比べて、入院したり、手術したりするリスクが必然的に高くなります。

そのような嘘つきにも、「なるほけ生命」は優しく手を差し伸べました。

給付金をどんどん支払っていきました。

すると、「なるほけ生命」は途端に経営が立ち行かなくなり、保険会社は倒産してしまいました。

この事例はいくつか問題があります。

1、嘘の告知をした加入者

「告知」を偽って加入すると、「危険率」が上昇します。

「危険率」というのは保険会社が加入者に給付金を支払う確率というイメージですが、保険会社からの給付金の出所は元を辿ると、保険会社に加入している加入者が支払っている保険料です。

つまり、チームのメンバーから助けてもらっているわけですね。

加入者のメンバーを裏切ることになり、反対に裏切られることにもなりかねないです。

2、嘘つきにも支払われた給付金

「告知」を偽って加入した人にも給付金を支払ってしまった「なるほけ生命」はダメダメですね。

「正直者がバカをみる」チームを作り上げてしまった保険会社として、お客様からの信頼はなくなるでしょう。

2.なんで「告知」するの?

先で説明したように「危険率」が上がると、みなさんが支払っている保険料から給付金を支払う確率が上がってしまうからです。

そして、その「危険率」というのは保険会社ごとに違った計算をしていて、それを「引き受け基準」という形で生命保険募集人に公表されています。

例えば、糖尿病を患っている方が保険を検討していて、

A社はインスリン治療をしていなければ、加入OK

B社は糖尿病性合併症がなければ、加入OK

C社はどんな状態であっても、加入NG

D社は健康診断の数値などを確認して、審査

など、保険会社によってまちまちなんです。

なので、A社はダメでもB社はOKなど、同じ告知をしても違った結果になる場合が多々あります。

「ということは審査の結果が緩い保険会社は保険料が高いということ?」

という疑問を持った方もいるかもしれません。

ただ、私が知る限り、全ての病気に対して引き受けが緩い保険会社というのはないんじゃないかなと思います。

「こっちを緩くして、こっちを厳しくする」ようなやり方で、囲い込みをしている印象です。

話を戻します。

なので、「告知」をする理由としては、

正しい審査をしてもらった結果、引き受けてもらって、給付金を受け取るため。

そして、もしも告知で断られても、他の会社だったら引き受けてくれる可能性は大いにありますので、諦めずに探しましょう!

3.「それは書かなくていいですよー。」

担当してくれている保険募集人が

「それは書かなくて大丈夫です」

などと言った場合、即刻申し込みを中止しましょう。

その人は目先の申込みのことだけを考えていて、あなたが保険で保障されることを考えていません。

この場合、保険募集人は「不告知教唆」と言って、募集人資格停止になる可能性が高いくらいのことをしています。

告知では保険会社ごとに「告知不要なこと」についてそれぞれ定めています。

告知書に書かれていますし、保険募集人はそのことについて初めに説明しなければいけません。

なので、申込みの時、言われるがままにならず、わからないことはしっかり質問しながら申し込みに望まないと、結果的に損してしまうのはあなたかもしれません。

ちなみに「虚偽の告知」をした場合は、保険会社から契約が「解除」され、

支払った保険料は返還されず、給付金や保険金はもちろん支払われませんので、注意してください。

4.用意した方がいいこと

まずは、申し込みを希望する保険会社の告知書や告知内容を調べてみてみましょう。

保険会社ごとに聞かれる内容や、聞き方など微妙に違っていたりします。

まずは告知内容を調べてみましょう。

ただし、保険会社が聞いてくることはほとんど共通して以下の通りとなっています。

1、最近3ヶ月以内に医師の診察・検査・治療・投薬を実施したか?

2、過去5年以内に入院や手術をしたか?または、7日間以上に渡って医師の診察・検査・治療・投薬を実施したか?もしくは7日分以上の薬の処方があったか?

3、過去2年以内に健康診断を受診し、異常の指摘をされたか?

という3点が大抵の保険会社が聞いてくる告知内容です。

よく、「歯医者さんには行きましたけど、他はないです」

と教えてくれる方もいます。

歯医者さんも医師ですので告知に該当します。

要は、内科や外科だけを告知すれば良いというわけではなく、

歯科、皮膚科、精神科、耳鼻科、整形外科など、とにかくお医者さんに診てもらったら告知に該当する可能性が高いですので、お忘れなく。

また、当たり前ですが5年前のことを思い出すというのは難しいですよね。

お薬の服薬などがあれば、お薬手帳

入院歴などがあれば診療明細や手元になければ病院に問い合わせてください。

「何年何月から何年何月まで入院した」

「手術は何年何月に実施し、その時の手術名と部位はどこか」

などと、かなり詳細な告知を求められます。

保険募集人は知り得ませんので、お客さまに調べてもらうほかないんです。

健康診断は過去2年以内の診断結果が求められます。

最近の健康診断だけではダメです。

毎年、受診していたら、前々回の診断結果なんてあまり覚えていないですよね?

なので、健康診断結果表は申し込みまでに必ず用意しておいて、保険募集人に1回見せておきましょう。

「一切なにもない」という人もいますが、経験上、告知になにも書かないというのは本当にごく稀だと思います。

普通は、何か告知に該当するものですので安心してください。

5.まとめ

今回は「告知」についてご紹介しました。

「告知」は保険を申し込むお客さまと申し込みを預かる募集人との間での取り組む「空気感」が全然違うんですね。

募集人としては告知が一番つまづきやすいところで、お客さまが悩まれてしまうとつい「それはじゃあ告知しないでおきましょうか」、なーんて言ってしまいかねないんです。

普通の保険営業マンは契約が欲しいですからね。

ぜひ、おさえておいて欲しいことがあります。

1、目の前の保険募集人は信頼できる人ですか?

契約のことだけを考えていない、自分のことを考えてくれていますか?

告知に対してうるさいことを言ってくれる募集人はあなたのことを想って言ってくれていますので、大事にしてあげてください。

2、告知した方が迷っていることはありませんか?

何か告知で迷っていることがあったら、すぐに聞いてみてください。

「迷って言わなかった」と「隠すつもりで言わなかった」は同じです。

告知はお客さまと募集人で行う共同作業です。(募集人が告知を書くことはありません)

募集人がしっかり聞いて、お客さまがしっかり答える。

これさえできれば、告知はスムーズに進みますので、安心してくださいね。

皆さんからのご意見ご感想お待ちしております。

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